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【メルマガ11月9日号】World of Health ITカンファレンスで病院の情報通信技術利用についての調査レポートが発表された発行元の概要や調査方法、病院と全産業(10分野平均)による比較など調査結果など、レポートの内容を紹介する。またAgileNetコラムでは、電光表示盤の内容そのものを、インターネット経由で見ることができる地下鉄の新サービスについて紹介する。   
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NTTDATA DIGITAL GOVERNMENT メールマガジン 2006年11月9日号

メールマガジン 2006年11月9日号

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NTTDATA DIGITAL GOVERNMENT
メールマガジン 2006年11月9日号
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※本メールマガジンは毎月2週目と4週目にお送りします。購読は無料です。


こんにちは、NTTDATA DIGITAL GOVERNMENT編集部の村岸です。
寒くなってきました。風邪ウィルスがまわりで充満している今日この頃、フィットネスや栄養をつけることで、かろうじて身を守っています。今回は欧州の病院のIT化についての調査レポートをご紹介します。病院のお世話にならないくらい健康でいたいものです。

■  ■  ■   インデックス   ■  ■  ■

■メインレポート
情報通信技術の利用度が比較的高いヨーロッパの病院
[レポート概要]
[調査方法] 
[調査結果 〜病院と全産業(10分野平均)による比較〜]
[調査結果 〜全産業インデックス比較〜]

■最近のニュースから
・新サービス
・市場動向

■AgileNetコラムNo.53
ダイヤの乱れをものともしない地下鉄の新サービス


■ワールドレポート新着情報
1.シンガポールのICTマネジメント −ICT調達の最新動向−(アジア2006年11月9日)
2.内閣官房情報セキュリティセンターの活動と政府の情報セキュリティ対策−内閣官房情報セキュリティセンター 内閣参事官 小林 正彦 −(有識者インタビュー2006年11月2日)



■メインレポート

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 情報通信技術の利用度が比較的高いヨーロッパの病院

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今週は、ヨーロッパにおける、病院の情報通信技術利用についての調査レポートをご紹介します。これは、先日ジュネーブで開催されたWorld of Health ITカンファレンスで発表されたものです。

[レポート概要]
・発行元はEuropean e-Business Market W@tch(e-Business W@tch)。
・2001年にECが出資して設立した組織。毎年10の産業分野を抽出し、電子商取引や、そのドライバーとなるもの、障壁やインパクトを中心として、情報通信技術の活用に関する調査を実施している。
・今年は、病院活動を調査対象産業分野として抽出した。

[調査方法]
・方法:コンピュータを使った電話インタビュー
・インタビュー対象者:無作為に抽出した病院のITマネージャ
・実施時期:2006年3月〜4月
・調査サンプル:

  • 病院数:834病院/18カ国
      ・公立病院:361
      ・営利私立病院:359
      ・非営利私立病院:101
      ・回答なし:13
  • 職員比率
      ・1〜49人:26%
      ・50〜250人:40%
      ・250人以上:34%

[調査結果 〜病院と全産業(10分野平均)による比較〜]
・情報通信インフラストラクチャの保有率

  • インターネットへのアクセス:病院98%、全産業93%
  • ネットワークへのリモートアクセス:病院34%、全産業16%
  • LAN環境:病院84%、全産業46%

・情報通信技術への投資

  • 2005年の投資実施率:病院79%、全産業50%
  • 投資資金獲得が困難だと回答した率:病院23%、全産業15%
  • 情報通信技術への投資が今後増えると回答した率:病院34%、全産業25%

・電子調達実施率

  • オンライン注文:病院67%、全産業48%
  • サプライチェーンマネジメントの利用:病院23%、全産業16%
  • サプライヤとリンクした情報通信システムの保有:病院18%、全産業12%

・情報通信技術利用でバリアになると思われる項目

  • セキュリティ:病院59%、全産業31%
  • 高額な技術:病院57%、全産業38%
  • 信頼できるITプロバイダの不在:病院34%、全産業23%

[調査結果 〜全産業インデックス比較〜]

・インフラストラクチャ、プロセス統合、電子調達、オンライン販売を含む、情報通信技術利用に関する16の指標をベースに分析
・通信産業を100とした場合、以下のような結果となった。ただし、今回抽出した病院の平均規模は、他産業の平均規模よりも大きかったため、同規模の比較を実施すると、他産業がトップランクを占める可能性が高いことを理解しておく必要がある。

  • 病院:94
  • 造船:83
  • 製造(情報通信技術):81
  • 家庭用電化製品:72
  • 製紙:61
  • 旅行:56
  • 建築:46
  • 食品:40
  • 靴 :38

【NTT DATA AgileNet(弊社米国子会社)によるコメント】
「ヨーロッパの医療ITは進んでいる」という話をよく耳にしますが、この調査からは、病院と他の産業分野との比較を実施し、客観的にITの利用率を分析しようという姿勢が感じられます。今後は、特に医療分野では、利用率だけではなく、投資の効果を測定することが重要で、その際には、医療の質向上やコスト削減に関する測定指標が必要となってくるでしょう。まだ詳細な調査レポートを作成中とのことで、詳細な分析結果は公表されておりませんが、これからも、このような様々な角度からの調査結果をご紹介していけたらと考えています。

上記に関連する情報等:
European e-Business Market W@tch チャートレポートe-Business W@tch[英語サイト]

 


■最近のニュースから

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 新サービス

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(1)国防総省(DOD)のCIO、SOAについて語る(10月25日)

・DODのCIO、John Grimes氏は、2006Milcomカンファレンスで、DOD内での情報システムの調達や開発、利用を考えた場合、SOAの移行は大きな変化をもたらすものであり、SOA技術は、DODにおける未来の指揮統制情報システムの中で重要な役割を果たすであろう、と語った。
・DODにおけるIT調達は、国防総省情報システム局(DISA)が担当しているが、旧来のシステム・ソフトウェア開発では導入に時間がかかりすぎるため、今回SOAを採用し、今年中には、ウェブサービスとGoogleのようなコンテンツ検索サービスのための調達を予定しているという。

Federal Computer Week(2006年10月25日記事)[英語サイト]

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(2)FedEx Kinko'sが非常時に連邦危機管理庁(FEMA)をサポート(10月23日)

・「GPOExpress」は、連邦政府の業務について一般市民に情報を配布するために連邦政府印刷局がFedEx Kinko'sと契約して立ち上げたサービスで、デジタル印刷やスキャニングのほか、製本やポスター製作、FedEx配送も割引価格で利用できる。
・このサービスを通し、FEMA職員は、近隣のFedEx Kinko'sへの訪問やオンラインによるリクエストを通して小規模の印刷業務を行うことができるようになった。

Federal Computer Week(2006年10月23日記事)[英語サイト]

 

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  市場動向

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(1)GAOレポート:運輸保安局(TSA)のプロジェクトはテスト不足(10月23日)

・指摘の対象となったのは運輸従事者認定カード(TWIC)プログラムで、このプログラムは最終的に75万人の海運従事者を対象とする大規模なものであるが、TSAは1,700枚のカードでしかテストを実施しておらず、さらには、バイオメトリクス情報を読み取る機械が適切に作動するかどうかのテストも行っていないという。
・GSAは、TWICの技術的な問題が、どれほど深刻な業務妨害を引き起こすかという点についてTSAが理解しているようには見えないと指摘し、更なるテストの必要性を勧告しているが、TSA側は、現在プロトタイプ段階に入っているこのプログラムについて、アクセス管理技術に関する追加テストは実施しない予定にしている。

Federal Computer Week(2006年10月23日記事)[英語サイト]

The Government Accountability Office[英語サイト・PDFファイル]

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(2)HSINの利用を促進したい国土安全保障省(DHS)(10月23日)

・DHSは最近、州や地方政府等の代表や民間企業からユーザーが国家安全情報ネットワーク(HSIN)に求めている点についてアドバイスを提供す るために、HSIN諮問委員会を設立した。
・数年前にこのイニシアチブが立ち上がった時は、全政府で、安全性の脅威について素早く情報を共有できる有効な手段と期待されたが、プライバシーと不適切な計画等の問題によって、HSINによる有効なデータ共有資源となる取り組みが阻まれており、現在州や地方の法執行機関職員はHSINの利用に対する義務を負っておらず、他のシステムの利用を好んでいるという。

Federal Computer Week(2006年10月23日記事)[英語サイト]

 

 
■AgileNetコラムNo.53

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 ダイヤの乱れをものともしない地下鉄の新サービス

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ワシントンDCの都市圏には、総延長170km・全米第2の規模を誇る地下鉄網がある。年間乗客数は2億人で、筆者も通勤に利用しているが、走行中に突然車内の照明が消えたり、駅で扉が故障して全員下車させられたりするなど、日本の地下鉄に比べると、信頼性は低い。
当然ながらダイヤも乱れがちで、利用者から見ると、時刻表は“発車時刻”ではなく“運行間隔”を示した表というのが実情だ。時刻表通りに駅に行っても、ちょうど列車が出てしまったところで、(乗り逃がした列車が自分が乗るつもりだったものかどうかさえ不明なまま)運行間隔またはそれ以上の時間待つことになる、などというのは日常茶飯事。朝夕のラッシュ時間帯は5、6分も待てば次の電車が来るのであまり問題にならないが、運行間隔が20分程度になってしまう夜間は非常に不便だ。
こうした不満が地下鉄運営当局に届いていないわけはなく、2年ほど前に登場したのが、ホームページや電子メールを通じた遅延情報の発信サービスである。これによって、携帯電話で遅延情報を受け取れるようになったのだが、どうもあまり便利にならない。「○○線で10分程度の遅れ」と言われても、その情報が発信された時点で10分前後の遅延が生じていたということしかわからず、結局「いつ駅に向かうのが最も効率がよいか」という厳密な推測には役立たないためだ。
「時間通りに来ないものは、どうやってもしょうがないか・・・」と諦めかけていた頃、コロンブスの卵といえる解決策が登場した。プラットホームにある、「今度の列車は何分後、次の列車は何分後・・・」という電光表示盤の内容そのものを、インターネット経由で見ることができるようになったのである。既存リソースの活用で利用者の満足度を大幅に向上させたという意味で、まさに教科書的な事例といえるだろう。
おかげで、列車が入線するのとほぼ同じ時刻に駅に着けるようになった。唯一の問題は、「数分差で電車が出てしまっていたら悔しいから、オフィスから駅まで走ろう」という機会が激減してしまったため、ベルト周りの改善が逆に遠のきそうなことである・・・。


NTT DATA AgileNet (岡田)

■ワールドレポート新着情報

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1.(アジア)シンガポールのICTマネジメント −ICT調達の最新動向−(2006年11月9日)

豪州政府の個別公共機関のICT投資に関わる内部統制は、 財務省と予算行政省における予算・決算制度の中で行われ ている。一方、政府全体のICT投資を横断的に統制していく 仕組みの中心組織はAGIMOであり、ANAOの個別業績検査との相乗効果でPlan-Do-Seeのマネジメントサイクルが効率的に回されてきた。この結果、豪州の電子政府は科学的マーケティング手法に則って推進され、国民満足度、利用率等の面で高く評価されている。

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2.(有識者インタビュー)内閣官房情報セキュリティセンターの活動と政府の情報セキュリティ対策−内閣官房情報セキュリティセンター 内閣参事官 小林 正彦 −(2006年11月2日)

近年、コンピュータウィルス対策や情報漏洩対策等、情報セキュリティに対する意識が高まりつつある中、これまで以上に情報セキュリティへの取り組みが求められている。今回は内閣官房情報セキュリティセンター内閣参事官である小林正彦氏に、内閣官房情報セキュリティセンターの活動と、政府の情報セキュリティ対策について語っていただいた。

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